産後ケアの実際

利用の具体例

1.1人目は里帰り分娩をして実家で過ごしたが、今回は上の子もいるので浜松で出産した。

浜松には身寄りもおらず手伝ってもらえる人がいない。上の子の世話もあり、産後、家では不安なので施設でゆっくり安心して過ごしたい。

⇒産後退院せず、そのまま当院産後ケア利用

上の子と6日間過ごし、その間食事も病院で提供された。赤ちゃんの世話の指導もしてもらい、心配なことは助産師さんに相談。
心身共にゆっくり休むこともできて、家に帰っても大丈夫だろうと自信をもって帰宅することができた。

2.今回はじめての分娩で、何もわからず不安のまま出産が終了。夫も仕事で帰りが遅く手伝ってもらえない。

産後5日目に退院となったが、授乳もまだうまくできず自宅で赤ちゃんと過ごすのが不安。

⇒産後退院せず、そのまま当院産後ケア利用

赤ちゃんの抱き方や支え方もゆっくり教えてもらった。
授乳や沐浴の方法を時間をかけて丁寧に教えてもらった。
今後もデイケアを使えるとのことで不安もなく退院出来た。

3.双子だったため、総合病院で帝王切開で分娩した。術後7日目に退院したが一度に2人の子育てに不安があり、産後ケアを利用したい。

⇒出産した総合病院を退院した後、そのまま当院へ転院し産後ケア利用

術後疲れていた身体をゆっくり休ませることができた。
助産師さんに相談に乗ってもらい、授乳や双子の育児のコツがつかめた。

4.産後2週間経ったが、母乳育児がうまくできず精神的にも辛くなっている。

⇒上の子が幼稚園に通っており、実家も遠いため宿泊ではなくデイケアの産後ケアを利用

日帰りで1週間おきに2回利用。
おっぱいの状態に合わせ、私に合った授乳方法を教えてもらえてよかった。

利用時のおおまかなタイムスケジュール

宿泊型の場合

デイサービス型の場合